フロリダ柑橘類の収穫は、最盛期には多くの労働者によって主に手作業でおこなわれます。収穫者達は布製のバッグの中に、収穫した果実を入れ、袋がいっぱいになるとおよそ900ポンド(約408kg)入る容器に移し入れます。その後、農園を巡回しているトラックが収穫容器を回収し、園外にあるパッキングハウスへ運びます。
グレープフルーツは手もぎで収穫されます。
トラックで運ばれます。
パッキングハウスで選果、洗浄、ワックスがけなどを行います。
一つ一つ手で箱詰めされます。
コンテナに積まれ、4週間ほどかけて船で日本へ運ばれます。
フロリダ グレープフルーツのサイズは、42.5ポンド、約19.3kg のカートンボックスに、27個はいれば、27玉、48個入れば48玉、というようにわけられており、18玉や64玉までのサイズがあります。
日本に輸入されているのは、最大のものが23玉、以降、27、32、36、40、48玉とつづき、最小が56玉です。
パッキングハウスでは、以下のような作業をおこなっています。
また、フロリダでは暑い夏と温暖な冬によって、かんきつ類の果物は外部の色が完全に変わる前に内部から熟していきます。そのために早期から中期にかけて、エチレンを使って果実を成熟させることが規定の作業です。成熟作業は下記の条件にグレープフルーツを隔離して、おこないます。